
・SONY Cyber-shot DSC-F1
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今も続くソニーのサイバーショットシリーズの初号機がこれだ
記録サイズ640×480、画素数は35万画素、短焦点レンズ、マクロポジション付き
記録は内部メモリーのみでPCへのダウンロードは専用シリアルケーブルとソフトを必要とする
メタルカバーボディ、内蔵ストロボ、スイバルボディ、専用バッテリーといったところで当時のコンパクトデジカメ群のなかではハイスペックに属していた
価格もそれなりに1ランク上のプライスゾーンにあった
初めて使ったのは知り合いが発売直後に購入したとき、自分で使うようになったのはそれから約1年後だ
初めて使ったとき、ちょっとショックだったのが、そのスイッチやボタンの多さだ
多大にあるわけではないが、当時のコンパクトカメラの倍以上スイッチやボタンがつけられているような印象が残った
さらに意表をつかれたのがレンズ&ストロボユニットの位置
同様にスイバルレンズのカシオ10は、レンズの部分だけをカメラから切り取って回わるような構造で、常識的で理解しやすい
だが、F1はとっぴょうしもないトコロにレンズがつけられている
新しいカメラのカタチ、というよりも新しいレコーディングマシンといったほうが最適と思えるカタチだ
構えると、レンズ、シャッターボタン、モードダイヤル、各スイッチボタンが、それぞれ異なった面に位置するデザインもフツーのカメラを使ってきた身には違和感を覚えた
しかし、自分で使うようになって、このボディデザインがじつにシステマチックで、なおかつ使いやすいことが、よく理解できた
端的に言って「親指と人差し指でほとんどの操作ができる」のである
電源を入れ、モードを選び、スイバルアングルを決め、シャッターを切るといった一連の動作を、ほとんどカメラを構えなおすことなく、左右の手で持ち替えることなく可能なのである
昔、よく整備されたL型ライカはレリーズ後に構えたままで巻き上げローレットを親指の腹で回せると聞いたことがあった
そのため、ファインダーから目を離すことなく、ほとんど同じアングルのまま撮影が続けられたそうである
そんな話を思い出させるほどF1のハンドリングとオペレーションはバツグンにいい
なかでも、レンズ&ストロボユニットをカメラを掌にしたまま親指だけでまわせるところは、今でもスバラシイと思っている
それだから、ライカの話を思い出したのか
当時の初期コンパクトデジカメは、大半が撮影結果に色転びや色カブリが多かったが、F1はそんなことが少ない安心して外でも中でも写せるカメラだった
だから、バンバン使いたかったのだが、内部メモリーの少なさとバッテリーの持ちがイマイチなのが、はがゆくて仕方なかった
メーカーの詳細情報はこちら■http://www.sony.co.jp/Fun/design/history/product/1990/dsc-f1.html
---2008.5.29
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