・CASIO EX-S1 

けっこう重要であるはずのレンズとその後方にあるCCDとのユニットを
一段出っ張ったところに配置した
「ノーガード戦法」とでもいうべきデザインに驚かされた
この目玉が飛び出たフロントビューから
真っ先に思い起こしたのは、「べし」と「ケムンパス」だった
そのうち、レンズユニットが潜望鏡のようにクルクル回せる
QV-10ライクな派生機が出るのかと考えたが
それは妄想でしかなかった
この機種が発売になる前後
QV-10を扱ったNHKの『プロジェクトX』をしきりに放送いたので
凡庸に明け暮れてきたカシオが何か仕掛けるのかな? と
脳裏をかすめたが、そのランディングがこのデジカメだったようだ

光学ファインダーもあるし液晶の視認性もいいので
U20の代替えになるかと期待して使ってみたが
やはり、最短1メートル・マクロなし
というのは、実用性をかなりスポイルしていた
それと、ストロボモードの切り替えがいちいちメニューで呼び出して
極小でクリック感が乏しいコマンドキーで操作するのが
非常にわずらわしく、スピード感に欠けどうにもなじまない
結局数回使って、それきり
メーカーが唱えた「ウエラブル」とは無縁の存在になってしまった

パンフォーカスではあるものの
撮影結果は、太い輪郭感をともなったしっかりした絵が得られる
発色も鮮やかな部分はそれなりにあり
イヤミは感じられない
その点では、U10やU20に勝るケースもしばしばだった
Lサイズ程度のプリントであれば、そこそこ不満はないし
人に渡しても恥じることはない
何年か後、『日本のデジカメ名機100選』に選ばれるシリーズだとは、思う


JPEGファイル
1600x1200
データ:1,077,248 バイト(1,075,000 バイト)
製造:CASIO COMPUTER CO.,LTD.
形式:EX-S1
ソフトウェア:1.00
露出時間:1/200 秒
Fナンバー:F 2.5
標準プログラムAE
Exif:2.20
露出補正:1.00
開放F値:F 2.4
測光方式:パターン測光
光源:不明
フラッシュ未使用,自動発光モード
焦点距離: 5.6mm
FlashPix:1.00
自動露出
自動ホワイトバランス
デジタルズーム: 0.0
焦点距離[35mm換算]:37mm
撮影シーンタイプ:標準
コントラスト:標準
彩度:標準
シャープネス:標準

2005.2.13


Photographs and produced by Chevalier Nakamura. Mail comments to: QYS02575@nifty.com
Copyright (C) 2005 Chevalier Nakamura. All rights reserved.

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