・NIKON COOLPIX 900 

発売当初のカタログ表紙が強い印象として頭に残っている
その写真は原色の積み木と、ボディ半分を90度ひねって撮影状態に入ったこのカメラ
キュービックスタイルという意味あいなのだろうが
明らかに、このセンスは70年代、
大阪万博のころのトレンドをイメージせざるを得なかった
従来のフィルムカメラでは、到底無理だったスタイリングが
四半世紀を経て、デジタルカメラになってようやく現実のモノになった
という風に理解した
当時、未来のライフグッズとして個人的に考えていた
壁掛けテレビ(液晶テレビ)、移動電話(携帯電話)、電気自動車(ハイブリッド車)
などに並ぶ、現実的になったモノの1個だ

アルミの弁当箱のようなボディの両側に樹脂のグリップを兼ねたアクセント
これも70年代の、GOMシリーズなどに似たデザイントレンドだ
シルバー×ブラックがシャープなのだろうが
時代を反映してブロンズゴールド×チャコールグレーである
高級カメラや高級家電にお約束の色の取り合わせである
ただし、実物以上にデカク見える
いや実際、発売当時のスケールメジャーからしてもデカイ
ダーク調にしたら、少しはコンパクトに見えるのに・・・
それは後継機910で実現している

当然、新品当時は見るからに高級なカメラだけに高価で買えなかった
世に200万画素機が一般的になり、
胸ポケットに無理なく入るデジカメが登場し
世の人々が、いかにニコンといえども
この新書3冊分の厚さのカメラなど誰も見向きもしなくなったころ
中古で、かなり格安で買った
接続キットも付随していたが、もはや無用の長物である

撮影してみると
ニッコールの名称を使っているだけあって
レンズの解像力と描写力のレベルはかなり高い
200〜300万画素のCCDでも通用するほどである
つまり、オーバースペック
色は+1増感したEPRのようなあっさり目の印象を受けた
ボディは、改めて使ってみて発見したことがあるのだが
その話は、後継機910のところで書くことにする

JPEGファイル
1280x960
PictureViewer 書類
データ:544,768 バイト(544,383 バイト)

製造:NIKON
形式:E900
ソフトウェア:v882-71
露出時間:1/96 秒
Fナンバー:F 6.8
Exif:2.00
露出補正:1.00
開放F値:F 2.3
測光方式:パターン測光
フラッシュ未使用
焦点距離: 7.5mm
FlashPix:1.00

2004.9.10


Photographs and produced by Chevalier Nakamura. Mail comments to: QYS02575@nifty.com
Copyright (C) 2004 Chevalier Nakamura. All rights reserved.

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